明日の自分へ

主にUnityのゲーム開発に関することを呟いていく予定

創作を始めたきっかけ、理由(前編)

2020/8月に開催された「Unity 1週間ゲームジャム」について、
参加者が各人の知見をお話しするオンラインの共有会が9/12, 9/19に開催されます。
私もお話しする側で参加します。

 

そして昨日、Twitterでフォローしている方と相互練習をしていたのですが、
その最後にこんなことをぶっちゃけました。

「実は、ひそかにあなたを目標にしてます」

 

この記事は、私が創作活動を始めたきっかけや、
それを続けている理由を整理しておこうと思い書いています。
自分語りです。よろしければ、お付き合いください。
※少し長くなったので2分割します。後半は後日投稿する予定です。

 

 

前置き

実のところ、学生の頃に創作活動を試みていたことはあったのですが、
良く分からないまま取り組み、自分の理想と実力の差に
良く分からないままに打ちのめされていました。
そして20年近く経った今、改めて創作というものに向き合おうとしています。

 

創作を意識し始める前

子供のころの私が触れていた創作物は、ゲームと漫画とアニメがほぼ全てでした。
ゲームは小学校に入る前から、漫画とアニメは小学校に入った後という記憶です。
特に漫画は私の感性に大きな影響を与えました。

私は「猫」と「夜」が好きです。
これはねこ・ねこ・幻想曲 - Wikipediaという漫画の影響です。
当時、家にあった漫画は種類が少なく、家族構成の関係もあって少女漫画が多数でした。
その中で、私は「ねこ・ねこ・幻想曲」を好んで読んでいました。
・猫と人間の2つの世界観の対比
・猫たちの気ままで個性的なキャラクター性
・印象的な1シーン
これらの要素が私にちょうど当てはまり、好みの基準点が作られました。

創作を意識し始めた頃

私が最初に創作と言えるものを意識したのは、いわゆる二次創作です。
これにはゲームの役割が非常に大きいです。
遊んだゲームの世界観やキャラクターに惹きこまれ、ゲームの中で
表現されていなかった面についても想像を膨らませていました。

世界観の面

エターナルアルカディア - Wikipedia

空を舞台とした空賊たちの冒険RPGです。
空の広がりはそれだけでワクワクさせるもので、
エターナルアルカディアではさらに王道なシナリオがありました。
強大な敵を前に身一つになりつつも仲間を集めて1勢力を築き、
世界を冒険しながら難敵を打ち倒すというものです。

王道なシナリオだけに他にも似たプロットはありますが、
私に刺さったのはこのゲームでした。
ゲーム内で表現される世界以上のものを空想する癖が
ここからついたように思います。

キャラクターの面

風のクロノア2 〜世界が望んだ忘れもの〜 - Wikipedia

異世界を渡って冒険をする長耳の少年が主人公のゲームです。
私は「猫」好きに始まってから「獣人キャラ」や「人外キャラ」へと興味を広げ、
その先で刺さったキャラクターがクロノアでした。

「1」よりも「2」が好きなのは、「1」のクロノアが幼い印象だった点と、
「2」のジョイラント大遊園地の1枚絵に感動したこと、
そして最終ステージ直前のサブタイトルが響いたことが理由です。

 

デュープリズム - Wikipedia

どんな願いもかなえるという「遺産」を巡る、2人の主人公の物語を軸としたゲームです。
私は2人のうち、「ミント」側の物語が好きでした。
主人公でありながら破天荒で我儘、自分を蹴落とした相手に復讐を誓うついでに
世界征服を狙うという、一言でいえばぶっ飛んだキャラクターです。
しかし、運命と自分の意思との間で迷う仲間に対して喝(+ゲンコツ)を入れるなど
姉御肌な側面もあります。

 

これらのゲームから、魅力的なキャラクターに注目した空想もするようになりました。

 

創作を始めてみた頃

最初に手を付けたのは文章だったと思います。
とりあえず想像のままにノートなりPCのメモ帳なりに書いていました。
友人に見せたりもしていました。

しかし、ちょうどその時期に精神的に不安定なタイミングが重なったためか、
自分の文章に全く自信が持てなくなりました。
確かにつたない部分は多々あったのですが、良い文章とのギャップが怖くなって
他人の作品を見ることが出来なくなってしまったのです。
 

結局、それ以来文章を書くことはほぼ無くなり、創作といえる領域から離れていきました。

それが20年前のことでした。



少し長くなってしまったので、今回はここまで。
ところで、今日は9月6日。クロノアの日らしいですね。
自分の感性に響きを与えたキャラクターの事なのに知らないとは、恥ずかしいところです。
来年の9月6日には、自分で描いたクロノアの絵を飾れるようにしたいです。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。