unity1week(2020/8)に参加したので振り返っておく
先週の8/10 ~ 8/16にかけて、Unityでゲームを作る企画
「Unity 1週間ゲームジャム」が開催されていました。
Unityの勉強を始めて1か月ちょっとの私も参加しています。
今回は、その経験を形にしておくために記事を書いています。
参加の動機
タイミングの巡り会わせ
Unityでゲームを作ろうと意気込んだのが、6月の終わり頃。
とりあえず道標が欲しい、1冊の入門書を買ってサンプルを実装したのが7月中頃。
そこから、自分でネタを考えて何かを作ろうかと考えるうちに7月の終わり頃。
そしてUnity一週間ゲームジャムのお題と期間が発表されたのも7月の終わり頃。
入門書で"コミュニティに参加しよう"という触れ込みがあったので、
unityroomやUnity Meetup等を見ていたことが、ここで繋がりました。
「今回を見送れば、次回は11月か12月か...」
3,4か月の空きが出来てしまう、と考えたとき参加を決めていました。
(仕事の夏季休暇が重なっていたことも理由です)
1週間の流れ
※カッコ内の時間は、その日の作業時間です
8/10(1日目:8時間50分)
1) 構想を立てる
2) プレイヤーキャラクターを作成する
3) 「ふえる」要素を作成する
ひとまず、プレイヤーが「何か出来る」ものを作っていました。
自分で企画してゲームにする、という流れが未体験だったこともあり、
動かせることが最優先になっていたように思います。
過去資産がないので新規実装の塊。
— M橋 (@M19128894) 2020年8月10日
何となく何かしてる感が無きにしも非ず。
さて1週間で構想にたどり着けるのか。#unity1week pic.twitter.com/uCrMmP8JTc
8/11(2日目:7時間30分)
1) UIを改善
2) ギミックを実装
3) その他細かい改善
全体的な見た目や、タイトルと結果画面の追加などに加えて、
ギミックの処理を実装していました。
ここまでで大方のロジックの実装が終わった印象です。
いくつか想定と違ったもののゲームっぽく見え…見え…。
— M橋 (@M19128894) 2020年8月11日
明日は音と見た目だな#unity1week pic.twitter.com/pfER1Z4x48
8/12(3日目:5時間30分)
1) サウンド(BGM、SE)を追加
2) 画像を追加
ロジック面は一区切りついたと判断して、演出面に手を入れました。
過去の素材なんかはないので、素材探し・作成からのスタートです。
一般公開する作品に組み込むため、利用規約に注意。
サウンドではBGMのループ個所を微調整したり、
画像では位置や向きがおかしくなったりしないように制御したりで、
それなりにスクリプトを書いてました。
特に画像は2DSpriteを重ねる方法だったので、回りくどいことをしてしまった印象です。
[祝]お顔がつきました#unity1week pic.twitter.com/NVK5rluwUb
— M橋 (@M19128894) 2020年8月12日
8/13(4日目:6時間)
1)設定項目(音量)の追加
2)説明書の追加
音量設定だけは追加しておきたい!という思いで、設定項目を作成。
(ゲーム起動直後の大音量とかたまにあるので。。。)
ゲーム全体で管理すべきプロパティについて、考察する機会になりました。
もう一つの説明書は、結果的に簡易なものになったことが口惜しいです。
「ゲーム画面中に表示させる」「チュートリアルを作る」「説明用のUIをデザインする」などの構想が浮かんではグルグルしてしまったので、次はどれかを実践したいところ。
冒頭に致命的な文字が見える。
— M橋 (@M19128894) 2020年8月13日
まだ2日あるしダイジョーブダイジョーブ。#unity1week pic.twitter.com/ib9OwIwmdX
8/14-15(5-6日目:4時間30分)
開発が収束に向かっている状況です。
実装しきれなかったアイデアはあるものの、ここまででも思いがけないところで大きく躓いてきたので、追加実装に2の足を踏んでしまったのが本心です。
感想
Unityを触り始めたばかり(Assetもどういうものがあるか知らない)での参加だったので、今回の参加目標は「期間中にゲームを作り切ること」としていました。
その点では、(夏季休暇で時間があったのも後押しして)1週間で投稿まで出来たので、目標は達成できたと思っています。
一方で、肝心のゲームの内容については、多くの改善点が残っています。
特に、一言でいえば「面白い」要素が分からない、という点は今回最も痛感した部分です。
記事執筆時点ではまだ評価期間なので、他人から見てどの程度だったかは未知数ですが、制作したゲームについて自己評価をすると、
「操作はできるけど特筆できる項目のないゲーム」
という感じでした。
これについては、開発中にいくつかアイデアが浮かんだものの、 実装で思いがけない問題に遭遇してしまうことに躊躇し、踏み切れなかった点が反省点です。
追加機能に強いオブジェクトの設計やコーディングなどの技術面に加えて、「普段から触ったことのあるフレームワーク・処理」を増やしておくことが必要だと感じています。